グラフィックボードに限らず、PCパーツは新しいものが次々発売されます。
1~2年もすれば、現在使用しているものより高性能で安いものが発売されていることも
しばしばです。
現在使用しているパーツがだいぶ古くなった時や、付けているパーツが故障した場合には
新しくそのパーツを交換するついでに性能が良いものにグレードアップする方が賢い選択
である場合もあります。
ここでは、既存のPCについているグラフィックボードの交換をする場合の手順等をまとめています。
1.交換方法
まずは、PC本体にどんな接続スロットが付いているのかを確認し、それに合った
グラフィックボード(新しく交換・取り付けるもの)を用意します。
現在のグラフィックボードは、PCI-Expressという規格のスロットが主流です。
パーツの交換前に、古いグラフィックボードのドライバーを削除します。
(通常、デバイスマネージャー内のディスプレイアダプタ内に現在装着している
グラフィックボードのドライバーがあるのでそれを削除。
または、プログラムの追加と削除(WindowsXP) プログラムと機能(WindowsVista)
から現在つけているグラフィックボードのメーカー名が付いているドライバーを削除)
パソコンの電源を切り、コードを抜いて本体カバーを開けます。
古いグラフィックボードを取り外し、新しいグラフィックボードを取り付けます。
(取り付け時には、グラフィックボードについている取扱説明書などを読んで
作業してください。)
PCのカバーを元に戻し、電源を付けてください。
マニュアルにBIOSの設定変更が必要とある場合は、OSの起動前に
BIOS画面を起動させてその中で設定変更を行います。
*BIOS起動方法は、PCによって異なります。
一般的なメーカー製PCでは「F2」キーを押す場合が多いですが使用している
PCのマニュアルで確認しましょう。
OS起動後に、付属のCDもしくはそのメーカーのホームページから用意した
ドライバーをインストールすれば作業完了です。
*できれば、事前にメーカーのホームページから最新のドライバーをダウンロード
しておきましょう。
CD付属のドライバーで既知の問題がある場合、最新のドライバーにアップデート
することで問題が解決することもあります。
2.注意点
・接続スロットの形状
AGP、PCI、PCI-Expressというスロットに接続するものがほとんどです。
AGPは古い規格であるため現在はほとんど生産されていません。
今後最も主流なのはPCI-Expressなので、そのスロットがPC本体側に
あるかどうか確認しましょう。
*省スペースPCなどには、PCI-Expressスロットが用意されていないものもあります
グラフィックボードによっては、補助電源コネクタの接続も必要になるものが
あります。 そのコネクタもピンの数が異なるものがあるので注意しましょう。
また、スロットが用意されていても、グラフィックボードの大きさによっては
PC本体カバーとのスペースが足りずに干渉してしまうこともあります。
事前に本体内部の空きスペースも調べておきましょう。
3.効果
最大の効果は、やはり3Dイメージの表示能力です。
特に最新の3Dゲームや、高画質な動画を再生する場合には明らかに違いがでます。
交換するグラフィックボードによっては、古いものより高性能なのに省電力になる
ケースもあるので現在使用しているグラフィックボードと、新しく発売されたものとを
定期的に比較してみるのもいいでしょう。
また、HDCPという著作権保護技術に対応したグラフィックボードとディスプレイが
あればデジタルテレビ放送やBlue-rayなどの高画質映像をデジタルで入出力
することができます。